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「赤ちゃんが、なかなか寝てくれない……」
「抱っこでやっと寝たと思ったら、布団に置いた瞬間に泣いてしまう……」
赤ちゃんの寝かしつけって、本当に難しいですよね。
私自身、2児の母ですが、子育て中は「どうしたら寝てくれるの?」と悩んだことが何度もあります。
そして現在は、保育士として5年間、0歳児クラスで働いています。
保育園では、毎日いろいろな赤ちゃんの寝かしつけをしています。
よく寝る子もいれば、抱っこが大好きな子、トントンすると安心する子、眠くてもなかなか眠れない子……。
そんな赤ちゃんたちと過ごす中で感じるのは、**「赤ちゃんの寝かしつけには、これをすれば必ず寝る!という正解はない」**ということです。
でも、赤ちゃんが眠りやすくなるために、保育士が意識しているポイントはあります。
今回は、0歳児クラスで私が実践していることを中心に、赤ちゃんの寝かしつけのコツを7つご紹介します。
「今日から少し試してみようかな」と思えるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
1.赤ちゃんの「眠いサイン」を見つける
寝かしつけでまず大切なのは、赤ちゃんが眠くなってきたサインを見つけることです。
赤ちゃんは眠くなると、
- あくびをする
- 目をこする
- まばたきが増える
- ぼーっとする
- 機嫌が悪くなる
- 泣きやすくなる
- 動きが少なくなる
など、さまざまなサインを見せます。
このサインを見逃して、「まだ大丈夫かな」と遊び続けていると、眠気を通り越して機嫌が悪くなってしまうこともあります。
保育士は一人一人の赤ちゃんの睡眠リズムを把握し、このぐらいの時間の機嫌の悪さは、もしかして眠いのかな。寝かしつけようかな。などと試行錯誤しながら保育しています。
「眠くなったら寝かせる」のではなく、眠そうなサインが出てきたら寝かしつけを始める。
これを意識するだけでも、寝かしつけがスムーズになることがあります。
保育士の膝に座ってぼーっとしているな。なんて思っていたら、いつの間にかすやすや眠っていた。なんてこともあります。そんな姿はとても可愛いです。
逆に絶対眠いのに、なかなか寝ない、寝ぐずりが長い赤ちゃんもいます。
ホントみんな個性があって面白いです。
2.寝る前の「いつもの流れ」を作る
赤ちゃんは、毎日同じような流れを繰り返すことで、「これから寝るんだな」と少しずつ分かるようになっていきます。
例えば、
「授乳→オムツ交換→着替え→絵本→部屋を暗くする→抱っこ」
などです。
もちろん、毎日完璧に同じにする必要はありません。
大切なのは、寝る前の流れをある程度決めておくこと。
「お風呂に入ったら寝る時間」
「絵本を読んだらお布団」
など、家庭で無理なく続けられる「おやすみのルーティン」を作ってみるといいかもしれません。
保育園でも、午睡の前には照明を落としたり、オムツを確認したり、落ち着いて過ごせるようにしたりと、毎日の流れを大切にしています。
3.寝る前は少しずつ静かな時間にする
寝る直前まで元気いっぱいに遊んでいると、赤ちゃんも気持ちを落ち着けるのに時間がかかることがあります。
寝る時間が近づいてきたら、少しずつ刺激を減らしていくといいかもしれません。
例えば、
- テレビやスマートフォンの画面を見せない
- 部屋の照明を少し落とす
- 大きな声や激しい遊びを控える
- 絵本を読む
- 抱っこでゆったり過ごす
などです。
「さあ、今から寝るよ!」と急に寝かしつけるより、少しずつ眠るモードに切り替えてあげるイメージです。
寝る前の「ゆったりタイム」を作ってあげると、眠りにつきやすくなることがあります。
4.布団に置いたあとも「安心感」を残す
「抱っこでは寝たのに、布団に置いた瞬間に泣く!」
これは、赤ちゃんの寝かしつけでよくあるお悩みのひとつですよね。
せっかく寝たのに……と、がっかりしてしまうこともあると思います。
そんなときは、赤ちゃんを布団に寝かせたあと、すぐに離れるのではなく、しばらくそばにいるのもいいかもしれません。。
赤ちゃんの様子を見ながら、胸やお腹にそっと手を添えたり、優しく声をかけたりします。
「抱っこから布団へ」という変化を少しずつにしてあげるイメージです。
ただし、寝具や赤ちゃんの周囲には、窒息につながる可能性のあるものを置かないなど、安全な睡眠環境を優先してください。
抱っこから布団に移動したときに、ちょっと泣いても、優しくお腹をさすったり、手を添えたりすることで、寝付く赤ちゃんもいます。子守歌を歌うと安心するのか、寝付く赤ちゃんもいます。
なかなか布団におろせない赤ちゃんは、抱っこでぐっすり寝ついたタイミングをみて、布団におろすこともあります。
足や手を触ってもぐっすり眠っていたら、おろせることが多いです。足を触って、泣いたり、びくっと動いていたら、まだ眠りは浅いかもしれません。
5.「絶対に寝かせなきゃ」と頑張りすぎない
赤ちゃんがなかなか寝てくれないと、
「早く寝て!」
「お願いだから寝て!」
と、こちらも焦ってしまいますよね。
でも、寝かしつけがうまくいかない日があっても大丈夫です。
赤ちゃんにも、眠りやすい日と眠りにくい日があります。
「今日はいつもより寝ないな」
「ちょっと機嫌が悪いな」
そんな日もあります。
何をしても寝ないときは、いったん寝かしつけをやめて、少し気分転換してからもう一度試してみるのもひとつの方法です。
赤ちゃんを抱っこして、誰かと話していたら、いつの間にか眠っていた。なんて経験のあるママやパパも多いかもしてません。
寝かしつけがうまくいかない日は、
「今日はこういう日!」
くらいの気持ちで、少し肩の力を抜いてみてくださいね。
6.赤ちゃんによって「眠り方」は違う
0歳児クラスで働いていると、本当に赤ちゃんによって眠り方が違うことを実感します。
抱っこですぐ眠れる子。
トントンすると眠れる子。
お気に入りのタオルなどがあると安心する子。
少し一人でゴロゴロしてから眠る子。
一度寝付くと、長時間眠る子。少しの睡眠で起きてくる子。
同じ月齢でも、眠り方もさまざまです。
だからこそ、
「〇〇ちゃんはこの方法で寝たから、うちの子も同じようにしよう」
と考えすぎなくても大丈夫。
保育士も、「この子は何をすると落ち着くのかな?」
と試行錯誤しながら、保育しています。
昨日は抱っこで寝たのに、今日はトントン。
そんなことがあっても大丈夫です。
赤ちゃんの成長やその日の体調、機嫌などによって、眠り方が変わることもあります。
保育士も毎日てさぐり。
抱っこ1つでも、縦抱きが好きな赤ちゃんもいれば、横抱きが好きな赤ちゃんもいます。
トッター(ハイローチェア)で眠るのが好きな赤ちゃんもいます。
子守歌を歌ったり、足をマッサージしてみたりと、いろいろ試しながら、赤ちゃんが寝つきやすいやり方を模索しています
7.一度起きても再入眠することがある
30分くらいかけてやっと寝かしつけたのに、少しの物音で、ものの10分くらいで起きてきた。
保育園でもよくある光景です。
特に月齢の低い赤ちゃんは、浅い睡眠のときに、少しの物音で起きることがあります。
やさしくトントンしたり、抱っこをしたりすることで、再入眠する赤ちゃんもいます。
睡眠が足りて、機嫌よく過ごせていればいいですが、まだ眠い状態だと、機嫌も悪くなります。
保育園でも、特に入園したては、少しの物音やで起きたり、短時間で起きたりする赤ちゃん多いです。
徐々に保育園生活になれ、月齢も上がっていくと、ぐっすりと眠る赤ちゃんが増えていきます。
まとめ|寝かしつけは「正解」を探しすぎなくて大丈夫
今回は、0歳児クラスで保育士として実践している寝かしつけのコツを7つご紹介しました。
- 赤ちゃんの「眠いサイン」を見つける
- 寝る前の「いつもの流れ」を作る
- 寝る前は少しずつ静かな時間にする
- 布団に置いたあとも安心感を残す
- 「絶対に寝かせなきゃ」と頑張りすぎない
- 赤ちゃんによって「眠り方」は違う
- 一度起きても再入眠することがある
赤ちゃんの寝かしつけには、絶対的な正解はありません。
保育士も、毎回すんなり寝かせられるわけではありません。
毎日、試行錯誤しながら、保育をしています。
ぜひ、赤ちゃんの安全を第一に、無理のない範囲で取り入れてみてください。
この記事が、毎日の寝かしつけに悩んでいるママやパパの「ちょっと楽になった」に繋がれば嬉しいです。
「今日も寝かしつけ、お疲れさまです。」

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