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もちろんなれます。
保育士の資格をとるには、保育士養成施設を卒業するか、保育士試験に合格するか
になりますが、
保育士試験の実技科目は「音楽」「造形」「言語」の3科目から２科目選んで受験するので、
音楽を受けないでも受験することはできます。
実際、保育現場でもピアノが苦手でも働いている先生は沢山います。
むしろ、得意な先生の方が少ない印象です。
でも、まったく弾けないと、苦労する場面もあるかもしれません。
今回は保育士のピアノ事情について書きたいと思います。
保育士はどんな場面でピアノを弾くのか
朝の会や、帰りの会で、毎日歌う「朝の歌」「帰りの歌」を弾いたり、季節の歌を弾いたりします。
誕生会では、係になった先生が、誕生日の歌を弾いたり、
幼児のクラスになると、発表会の歌の伴奏を弾くこともあります。
発表会の伴奏は、ピアノが得意な先生がいれば、得意な先生が受け持つことが多いようですが、まわってくることもあるかもしれません。
なんだかんだ、ピアノを弾く機会はあるので、全く弾けないと困るかもしれません。
ピアノが苦手な先生は沢山いる
ピアノが苦手。という先生は、肌感覚ですが、結構多い印象です。
小さい頃から習っていれば、それなりには弾けるかもしれませんが、
保育士を目指すようになって、高校生から始めた。専門学校に入ってからピアノに触った。なんていう先生もいます。
それでも、学生時代に練習したり、保育で弾いたりしてるうちに、保育で弾く定番曲は弾けるようになっている先生が多いです。
ピアノの重要性は園によって違う
ピアノ演奏技術の有無は、働く園によって大分違うようです。
お遊戯会で担任が、歌や合奏のピアノ伴奏を担当したり、朝の会でも歌う曲が決まっていて、
弾く曲も月が変わるたびに変わる。しかも難易度は割と高め。なんていう幼稚園は、ピアノがまったく弾けないと大変かもしれません。
保育園の０歳児クラスだと、そもそもピアノが部屋にない園もありますし、弾く機会も少なめでしょう。
ピアノが各部屋に完備されている園もあれば、オルガンやキーボードの園もあります。
園や、受け持つ子どもの年齢によって、大分ピアノの求められるレベルは変わってくるでしょう。
ベテランの先生はそれなりに弾ける
保育の場数を踏んできたベテランの先生は、
保育で使う歌や童謡などは、弾けるようになっているケースが多いです。
ベテランの先生は、ピアノが得意でなくても、堂々と自信たっぷりに弾いてる印象です。
そして、ピアノ伴奏に必死。というより、ちゃんと子ども達の様子をみながら弾いています。
しかし、発表会で歌う曲を、譜読みからして弾く。というようなことはやはり大変なようで、
ピアノが得意な先生か、若手の先生にまわることが多いように思います。
最後に
もし、今、学生さんなのであれば、時間のある時に少しでも練習しておくとよいかもしれません。
保育士として働き始めてからの練習は、時間もあまりとれないでしょうし、なかなか大変です。
音楽が好きな子どもは多い印象です。
ピアノの音がなると、興味津々にみたり、身体を動かしたり、歌ったり。
楽しい活動が始まります。
子ども達と一緒に音楽を楽しめるといいですね。
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